若気の至りというか。Adoのせいで振り返る黒歴史。

おはようございます、けんいちです。

 

Adoのうっせぇわが話題ですね。Adoは18歳とのことですが、とにかく歌唱力に圧倒され、印象的なメロディや歌詞で一度聞いたら耳に残ること間違いなしです。

 

で、このうっせぇわという曲名もさることながら、歌詞全般に下品な言い回しの連続で、それでも聴く側に不快感を感じさせないのは計算ずくな歌い方によるのでしょうか。

「くせぇ口塞げや限界です」

なんて下品な歌詞。

 

でも、なにを隠そう僕もその台詞ゲイバーで吐き捨ててやったことがあります。

当時の僕は黙っていれば可愛いのにと言われなかった日がないくらい、可愛げがありませんでした。

ノンケの友達が、カワイイ子猫だと思って手を出すと引っ掻くか噛み付くかする山猫の子供だったって後悔することになると言っていたし、Adoのせいで碌なことを思い出さないぜ。

 

当時の僕はTHE ビシャ子。今時ビシャ子なんて言葉使わないのかもしれないけど、いちおう説明すると高飛車な人のことを指します。とにかく生意気で気が強かったのでしょう。

いちいち周りの人に気を遣わせてしまうビシャ子。ただ僕は友達に恵まれていて、そんな僕をたしなめてくれる友もいたので、そこまでひどくはなかったとは思うけど、それでも怒ると理詰めではい論破!な厨二病な僕。ただのコミュ障じゃないか!ああ、黒歴史

 

何はともあれ、可愛げがなくてもカワイイのは二十歳前後までですよね。

Adoにはこれからの3年くらいで、一皮剥けて欲しい。

残念なことに今までも期待されていたのに消えちゃった歌い手さんてたくさんいますもんね。

 

ゲイの世界もおんなじかもしれません。

あんなにたくさんいた同年代たちもいつの間にかどっかに行っちゃって会えなくなってしまって。ゲイバーで何気なく会える友達なんて本当に一握りになってしまいました。みんなどうしてるの?寂しい限りです。

 

今やリアルするならアプリの時代。ゲイバーなんて観光化しちゃってゲイのリアルな出会いなんて期待する場所じゃなくなってしまったし。

もし自分が今二十歳前後だったとしたら、どうだったんだろうと思います。僕の生意気で気の強さをたしなめてくれるような人とも出会えなかったのかなと思うと、それはそれで恐ろしいことになっていた気もするし。

 

ああ、黒歴史。されど、いろんな人にお世話になっていたことを思い出させてくれる若気の至りな歴史。

 

こんなメモリー、どうだっていいぜ問題はナシ。