LGBTQ+の方が僕のことを正しく伝えている気がするのです。

おはようございます、けんいちです。

 

もうお馴染みの言葉LGBTですが、みなさんはLGBTQ+ってわかりますか?

知っている人はいいのだけれど、初めて聞いてググったあなたは偉い。知らないことを調べるって大切ですよね。

で、まだ調べていない方のために、聞きかじりの知識ですが簡単に説明すると、ビアン(L)、ゲイ(G)、バイ(B)、トランスジェンダー(T)だけではセクシャリティは分けられないでしょ?もっと他にもセクシャルマイノリティはいるでしょ?ということでクエスチョニング、もしくはセクシャルマイノリティを包括的に意味してクィア(Q)と、でももっといろんなセクシャリティがあるよねということで+(プラス)。ちょっとタイピカルになってきたLGBTをより間口を広く定義しているのがLGBTQ+です。

 

僕がおネエであることは副題からお察しのことと思います。

 

今までは、性転換したいと思わないし、女装したいとも思わないから単純に同性の男性を恋愛対象として見るゲイですと説明してきました。

でも、肉体的だけではなく精神的にもマッチョなゲイに囲まれた時の違和感とか、男性的な思考での自然な共感には限界があって、やっぱり自分は精神的には女性なんだなって自覚するようになりました。

なんとなく気づいていたのですが、この数年はっきりと自覚してきました。僕は見た目も肉体的にも自分に違和感を持ってはいないけど、精神的には女性でその微妙なハッキリとしない性的な立ち位置が自分のセクシャリティなんだと思うようになってきました。

まさにLGBTQ+のQ+が意味している部分が自分なんだな〜って思います。

 

思えば幼少期から紆余曲折を経て今に至るわけで、正直、セクシャリティよりもジェンダーに縛り付けられてきた気がして、自分の性に素直に向き合ったこともなければ、こっちの方が楽だって選んでも来なかった。

だから単純に男同士のゲイって括りの世界では息切れを起こしてしまうのだと思います。

 

東南アジアをバックパッカーしてた頃にタイで財布をすられて困っているとニューハーフの人たちに囲まれたり、仕事でフィリピン警察の情報を扱っていた時にSEXの項目が男女だけでないことを知ったり、2丁目に飲みに出るようになっていろいろな人に出会う機会があったのに、気まぐれとずっと遊んでいたらこんなに時が過ぎてい〜た〜♪な自分。

 

GではなくQ+の部分であることを自分が肯定できるようになって、息切れしないで最後まで楽しく歩いていけるように、この歳になってもまだまだもがいてみようと思います。