やだわネエさんとも25年じゃないの。25年になる出会いがあるなんて。

おはようございます、けんいちです。

 

このブログの目的は、自分が過ごしてきたゲイとしての人生のふり返りとまとめ。

そして、これからもどう生きていくのかを見定めることです。

もちろん脱線もするだろうし、ぜんぜん関係ないことも綴っていくのだとは思うのですが。

 

僕には、ゲイデビューしてすぐに知り合ったゲイ友がいます。

もう25年も付き合っています。

 

お互い、それぞれが付き合ってきた彼氏よりも長く続いていて、そろそろフルムーン旅行をする夫婦みたいなもんよと冗談半分で話をする時もあるのですが、僕にっとては本当の兄弟のようなそんな存在です。

 

彼とはゲイバーで出会ったのだけど、最初は苦手で仕方なかった。

なんでそんなに自分に自信があるの?なんでそんなに意地悪なことが言えるわけ?とゲイバー慣れし、ゲイバーの申し子のような彼が苦手でした。

でも、ある時その苦手意識がなくなります。

それは、とある香水の名前の意味を知っているかと聞かれ、僕が羨望でしょ?と答えた時、ゲイバーにもちゃんと答えられる人がいるんだ、ようやっとちゃんと話ができる人と出会えたとぶっちゃけられたことが始まりでした。

その頃の僕は、彼と同じようにゲイバーってなんて浅薄で、飲んで騒いで吐いて終わりなんだろうって納得いっていなかったから、そんな彼の言葉を聞かされておんなじ思いをしてる人もいるんだって、直感的に彼についていってみようと思ったのでした。

 

でもそっからの二人はぶっ飛んでしまうので、それはまた別の話。また別の機会に。

 

ゲイバーってお客さんの数だけいろんな思惑のある所で、決して自分の今の気持ちとシンクロする場所でもないのだけれど、でも、そんな所でも出会いはあって、その出会ってちょっとした勇気にかかってると思う。話してみること。答えてみること。

 

僕がゲイバーに飲みに出るのは、彼に出会えたからと言っても過言じゃない。

25年の変わらず一緒にいてくれるネエさんに感謝。