後輩が結婚するってよ。なんだかハッピー!

おはようございます、けんいちです

 

先ほど後輩、と言っても3年前に入社してきた24歳のピチピチの若者なんだけど、その子から結婚の報告がきました。

今年の7月に結婚の予定だそうです。

 

いやー、他人事ながらなんて嬉しい知らせなんだ!

コロナで陰鬱だった気持ちが、一気にハッピーな気持ちになれた!

 

それにしても24歳、いや25歳になってるのかな、そんな年齢で結婚なんてしちゃうんだねってビックリもしてる。

自分の24歳なんてまさにゲイ黎明期真っ只中。

これが一生の恋愛になるんだって意気込んで次から次へと彼氏を作っていた時期。

 

たぶんそこそこモテてもいた時期。自覚なんてなかったけれど、今振り返るとそんな気がする。

若さは絶頂。収入もあって、一昔前の言葉で言えばシャイニーゲイだったのだろう。

でも、ちょっとこだわりもあってひねくれてもいた。

 

今思うと本当におかしいのだけれど、数年付き合った彼氏がいたのだけれど、その彼氏とは付き合うときに、こんな約束をしていた。

もし、どちらかが結婚に悩まなくてはいけなくなった時、潔く別れましょうねと。

 

彼は4つ年上で、今考えたらどうしたって彼の方が先にその悩みにぶち当たるのに、なんでそんな約束を考えついてしまったのだろう。

 

若さって、馬鹿だ。あまりに幼稚。

相手の重荷になりたくない、自分は彼と別れても必ず次を見つける、ちゃんと自立しているんだって、そんなどうしようもなく稚拙な考えで僕が導き出した約束。

 

その約束を実行しなければいけない時が、ある日突然訪れた。

もしかしたら、彼が僕の稚拙さを利用したのかもしれないが、彼が出世をするためには結婚も必要なのかもしれないというような話をしだして、それが引き金になって、最初の約束を実行した。

友達にことの成り行きや、約束を実行して別れた話なんかをして、約束を守って別れを切り出した僕は本当に馬鹿で、今からでも良いから連絡しなさいと諭された。

でも、結局それはしなかった。

今思うと、自分に自信があったのだろう。次を見つけるよと。

 

真剣に付き合っていたのは本当なのだけど、でもどっかカッコつけてて、ずっと一緒いるっていうことが出来なかった20代の自分。

 

後輩の結婚報告は、そんなお馬鹿な自分を思い出させもしてくれたけど、素直にハッピーな報せだと祝福を送りたい。